Javaでプログラミング入門すると挫折する意外な理由

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はじめに

プログラミングの独学に挫折した人で「自分には才能がない」とプログラマーの夢をあきらめるのはもったいないです。わたしの周りでプログラミングを独学したけど、続かなかったり、挫折した人の話を聞くと多くの人がJavaを言語として選択していました。Javaを選ぶのは典型的な失敗例ですが、これらを学んでしてしまう人が多いのは残念なことです。今回はJavaでプログラミング入門すると挫折する理由について解説します。

環境構築が大変

Javaの環境構築って結構大変です。まず、何をインストールすれば良いのかがわかりにくいです。JDK,JRE,JRE server,JVM,Java SE,EEなどさまざまなアルファベットが並んでいて何が何だかわからないという話をよく聞きます。なので、最初の環境構築は、かなりハードルが高く、越えられずに挫折します。

学習曲線が急

Javaは学習曲線が急です。最初のうちは、全然大したコードがかけるようになりません。そこそこ、役立つコードがかけるようになるためには、相当の時間を有します。多くの人は、自分の成果が目に見えないのであきらめてしまいます。

GUIを作るのが面倒

Javaでグラフィカルなユーザーインターフェース(GUI)を作るのは面倒です。GUIを作る場合、基本的にはフレームワークを利用します。しかし、どのフレームワークを使えばGUIが作れるのかもわかりにくいです。また、JavaでGUIを作る人が少ないせいか使い方を調べてもあまり出てきません。結果としてコンソールアプリケーションばかりを作ることになります。黒い画面に文字を表示するだけだと味気がなく飽きてしまいます。これも初心者が挫折しやすくなる理由です。

コードが冗長

Javaはコードが冗長です。いちいち変数の方を書く必要があります。また、Javaはよく使うモジュール名が長かったりします。System.out.printlnって面倒ですよね。ファイルアクセスもいちいちnew BufferedReaderとか書きたくないですよね。このように冗長な箇所が多いのでJavaで開発する人はIDEを利用します。しかし、このIDEを使いこなすための知識が必要なので最初のうちは全然開発効率があがりません。それで結局、大したものが作れなくて挫折する人が多いです。

設計をしっかりする必要がある

Javaを学んだだけだとWebページをつくるときに、どう作ってよいのか全然検討がつきません。なぜかというと、JavaでWebページを作ろうとしたら自分で設計する必要があるからです。初心者が自分んでWebサイトの設計できるようになるまでの道のりは長いです。なので、Webページを作るという目標が達成できないことが多いです。これはWebページに限らずスマートフォンアプリだったり、ゲームも同様です。

RubyやPythonなどの言語を学ぶ

わたしがおススメするプログラミング言語はRubyとPythonです。なぜかというと、コードが簡潔だからです。さらにこれらの言語は求人も多く実務に役立ちます。作りたいものがWebサイトで具体的なイメージが固まっている場合は、Ruby on Railsを勉強することをおすすめします。それ以外だとPythonを学ぶことをおすすめします。

Railsチュートリアルがお勧め

Ruby on Railsとはプログラミング言語Rubyで使えるフレームワークです。Railsを学ぶとWebページが簡単に作成できるようになります。Railsを学ぶ場合、Railsチュートリアルをやってみるのが鉄板となりつつあります。とてもよくできたチュートリアルでこれをこなすことでWebサイトがすぐに作成できるようになります。

本を読んで学習する

Pythonを学んでみたいのであれば本で学習することをお勧めします。なぜかというと、PythonはWebよりも本のほうが体系的に情報がまとまっているからです。おススメの書籍は以下の記事で紹介しています。

動画を併用する

上記の方法に加えて動画でも学習してみることをおすすめします。最近だとYoutubeで会う人を探してみたり、Udemyを利用する方法があります。これは、動画だとモチベーションアップにつながりやすいからです。また、さくっと全体をつかみたいのであれば動画のほう便利だからです。YoutubeだとMITのコンピューターサイエンス入門の動画がお勧めです。https://www.youtube.com/watch?v=ytpJdnlu9ug ちなみにUdemyだと以下の動画がオススメです。

メンターを見つける

プログラミングを最短経路で身に着けるには、メンターを見つけることが重要です。メンターとはプログラミングの師匠です。

友人の力を借りる

プログラミングを書ける友人がいる場合、その友人を頼ってみるのが良いと思います。一緒にハッカソンなどのイベントに参加してみて開発をしてみるとどんどん上達につながるので良いでしょう。

未経験でアルバイトする

未経験でアルバイトできるところは意外とあります。特に学生だとインターンとして募集しているところがあるので間口が広いです。わたしも学生時代にアルバイトでプログラミングを覚えた口なのでそのときのことを記事にしたので興味のある方は参考にしてみてください。https://www.tech-tech.xyz/begin-programming/

プログラミングスクールに行く

どうしても上記の方法でメンターを見つけられない場合はプログラミングスクールを利用するのが良いです。時間がない社会人の方はオンラインのプログラミングスクールなどもあるので参考にしてみてください。プログラミングのオンラインスクールCodeCamp image

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